がんの罹患と予後 registration

大阪府民に向けて、大阪府におけるがんの罹患と生存率の概要をまとめました。
用語については、用語の解説(用語集)を、成績の詳細については、大阪府におけるがん登録第77報(2014年2月)をご参照ください。

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2009年のがん罹患

全がんの罹患数・率

  • 2009年に新たにがんと診断された罹患数は、男26,316人、女18,329人、計44,645人でした。
  • 人口10万人当たりの罹患率(粗罹患率)は男613.8、女400.7でした。
  • 年齢調整罹患率(1985年日本人モデル人口を標準)は、男370.9、女232.8でした。
性別 罹患数 粗罹患率
(人口10万対)
年齢調整罹患率(人口10万対)
26,316 613.8 370.9
18,329 400.7 232.8

部位別のがんの罹患数、全がんに占める割合

  • 男では、胃がんが最も多く、次いで肺、大腸の順となりました。これに前立腺を含めると、この4部位で60.4%を占めます。
  • 女は、前年と同じく、乳房、大腸、胃の順となりました。これに肺、肝、子宮がん(子宮頸部の上皮内がんを含まない)を含めると、この6部位で68.7%を占めます。
性別 第1位 第2位 第3位 第4位 第5位 第6位

(18.7%)

(16.4%)
大腸
(14.0%)
前立腺
(11.3%)

(8.9%)
食道
(4.5%)
乳房
(18.2%)
大腸
(15.1%)

(12.0%)

(10.6%)

(6.4%)
子宮
(6.4%)

年次推移(1975年から2009年までの動き)

  • 2008-09年の全がんの罹患数は、1975-77年に比べて、男で3.7倍、女で3.0倍に、増加しました。
  • 2008-09年の全がんの年齢調整罹患率は、1975-77年に比べて、男で1.3倍、女も1.3倍となりました。
  • 年齢調整罹患率を部位別にみると、男では胃がんが0.6倍に減少しましたが、多くの部位で増加しました。大腸がんは2.3倍、肝がんは1.2倍、肺がんは1.4倍になりました。
  • 女では、胃がんが0.5倍に、子宮がんが0.6倍に減少しました。一方、大腸がんは2.1倍、肺がんは1.7倍、乳がんは2.8倍に増加しました。

年齢調整罹患率の動き(2008-09/1975-77)

性別 全部位 大腸 乳房 子宮
1.3 0.6 2.3 1.2 1.4 - -
1.3 0.5 2.1 1.4 1.7 2.8 0.6

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2007年罹患者の生存率

主要部位別5年相対生存率(男女計)

  • 2007年にがんと診断された患者の5年相対生存率は、全部位で60.7%でした。
  • 部位別の5年相対生存率によって、下記の3群に分類できました。
生存率 部位と5年相対生存率(高い順)
高い群(75%以上) 前立腺96.5%、乳房91.0%、子宮77.5%、膀胱75.2%
中間群(40~75%) 大腸71.4%、胃62.6%、卵巣58.2%、白血病42.3%
低い群(40%未満) 食道35.3%、肝33.6%、肺29.5%、膵臓8.1%

進行度別5年相対生存率(男女計)

  • 全部位進行度別5年相対生存率は、2007年で限局群88.7%、領域群54.9%、遠隔転移群15.4%でした。
  • 限局群の生存率を部位別にみると、2007年では、胃、大腸、乳房、子宮、前立腺は90%以上と高く、これらの部位では早期診断・早期治療(がんの2次予防)が重要です。 一方、肝では46.2%と低く、これらの部位のがんは、がんにかからないための予防(1次予防)がより重要です。
部位 限局 領域 遠隔転移
全部位 88.7 54.9 15.4
94.6 51.1  5.9
大腸 95.4 74.7 17.3
46.2 15.4  4.2
79.0 26.7  4.9
乳房 98.2 87.2 35.6
子宮 94.5 68.1 25.5
前立腺 99.7 96.0 49.0

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