大阪府がん登録とは

大阪府では、 大阪府における悪性新生物(がん)対策の推進に資するとともに、府下における医療水準の向上を図ることを目的として、「大阪府悪性新生物(がん)患者登録事業」(大阪府がん登録事業)を1962年より継続実施しています。

大阪府がん登録では、大阪府住民で、がんと診断・治療された患者の情報を集積し、

  1. (1)がんの罹患数・罹患率
  2. (2)がん患者の受療状況(検査・治療の内容、診断時の病巣の拡がり)
  3. (3)がん患者の生存率

を計測し、それを「大阪府におけるがん登録」(年報)として公表しています。
また、がん登録資料を利用して、

  1. (4)がん罹患の将来予測
  2. (5)検診をはじめとしたがん対策、がん予防活動の評価
  3. (6)がん医療活動の評価
  4. (7)がんの原因究明
  5. (8)医療機関における対がん活動の支援

などを行い、これらの活動を通じて、大阪府のみならず、わが国におけるがん予防の推進とがん医療の向上をめざしています。

大阪府がん登録の実施主体と組織

がん登録事業実施の根拠

  • 地域住民を対象とした悪性新生物登録事業(地域がん登録事業)は、厚生労働省による「健康診査管理指導事業実施のための指針」に基づき、地方公共団体が実施主体となって、46都道府県、1市(2012年7月)で実施されています。
  • 大阪府個人情報保護条例施行(1996年)にともない、大阪府がん登録事業の実施について、大阪府個人情報保護審議会で慎重審議され、事業の継続が承認されています。
  • 2002年7月1日から施行された「疫学研究に関する倫理指針」の通知の別添3として、「『疫学研究に関する倫理指針』とがん登録事業の取扱いについて」が示されました。 これに沿って各がん登録室は、点検を行い所要の手続きを進めています。大阪府がん登録は、この方針が示される以前から、これに示された手続きに則って登録事業を実施しています。
  • 2002年8月に公布され、2003年5月1日に施行された健康増進法の第16条には、「国および地方公共団体は、(中略) がんなどの生活習慣病の発生の状況の把握に努めなければならない」とされ、地域がん登録事業の実施は、国および府県等地方公共団体の努力義務となりました。
  • 2004年1月8日付けの厚生労働省健康局長通知(健発第0108003号)において、医療機関から地域がん登録事業に対する診療情報の提供は、個人情報保護法等において、利用および提供の制限における本人同意原則の適用除外に該当することが明示されました。

    本通知の写しを必要とされる医療機関は、大阪府健康医療部保健医療室健康づくり課がん対策グループ(TEL:06-6941-0351 内線2529)にご依頼ください。

大阪府がん登録の方法