肝炎肝がん対策アクションプラン k_measures

肝炎ウイルス検査の現状を知りましょう

厚生労働省から国民全員が生涯に一度は肝炎ウイルス検診を受けること(累積受検率100%)を求める通知が出されましたが、累積受検率を把握することは困難なのが現状です。大阪府健康福祉部による健康おおさか21中間評価実態調査では累積受検率が約20%という結果でした。その後2012年、国は肝炎検査受検状況実態把握事業を実施し、肝炎対策推進協議会にて下記のように結果が示されました。

回収率32%と限界のある調査ではありますが、全国を代表するサンプルにおいて、C型肝炎ウイルス検査の累積受検率が自己申告では18%(推定による客観的累積受検率は48%)と示されました。累積受検率をどうやって評価するのかという点は今後の検討課題です。

精検受診率ならびに標準治療の完遂率(標準治療とはインターフェロンを含む治療のことをさす)についても同様に把握することが困難な状況です。偏ったサンプルにおける推定値しか得られませんが、平成15年に実施された厚生労働省研究班では、岩手県における医療機関受診率(精検受診率とみなす)が63.9%でした。また、同研究班における内部資料によるとインターフェロン単独療法の完遂率が約40%でした。大阪府における正確な精検受診率および標準治療の完遂率は得られないため、この数値を現状値として代用します。ただし、現状ではインターフェロンの完遂率は当時よりも改善していると考えられるため、本アクションプランでは対策による効果を過大評価している可能性があります。

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