がん検診アクションプラン examination

STEP1.現状を知りましょう

罹患率・死亡率(検診対象部位の推移)

胃がんの年齢調整罹患率・死亡率の年次推移:1990-2010年(男女計)

罹患率・死亡率

罹患率・死亡率ともに減少傾向にありますが、罹患率と死亡率の乖離が平行、あるいはやや小さくなっています。胃がん検診の推進により、さらなる死亡率の減少が必要です。

大腸がんの年齢調整罹患率・死亡率の年次推移:1990-2010年(男女計)

大腸がんの年齢調整罹患率・死亡率の年次推移

罹患率・死亡率ともに横ばいの傾向。大腸がん検診の推進により、前がん病変での早期発見・治療により、死亡率のみならず、罹患率自体の減少も見込めます。

肺がんの年齢調整罹患率・死亡率の年次推移:1990-2010年(男女計)

肺がんの年齢調整罹患率・死亡率の年次推移

欧米では既にたばこ対策により、罹患率も死亡率も大きく減少していますが、大阪府ではまだいずれも横ばい傾向。肺がん検診およびたばこ対策の一層の推進が必要です。

乳がんの年齢調整罹患率・死亡率の年次推移:1990-2010年

乳がんの年齢調整罹患率・死亡率の年次推移

罹患率は増加傾向、死亡率も横ばい~やや増加傾向にあります。乳がんになるリスクが増加している可能性があります。欧米では既に乳がんマンモグラフィ検診の効果により、死亡率が減少傾向に転じています。大阪府においても、ますます乳がん検診を充実させ、死亡率減少を目指す必要があります。

子宮頸がんの年齢調整罹患率・死亡率の年次推移:1990-2010年

子宮頸がんの年齢調整罹患率・死亡率の年次推移

子宮頸がんの罹患率は減少傾向にありましたが、近年増加傾向に転じました。効果的に子宮頸がん検診に取り組むことにより、罹患率・死亡率の減少を目指す必要があります。

限局患者割合(大阪府VS最良県のグラフ)

2004-2006年診断患者における進行度(がんと診断されたときの拡がり具合)の分布を、がんの早期診断割合(上皮内+限局)が最もよい県(最良県)と大阪府で比較したグラフです。


限局患者割合(大阪府VS最良県のグラフ)

大阪府においては、どの部位のがんにおいても、上皮内や限局など、早期で診断される患者の割合が低くなっています。がん検診を推進することで、限局患者割合を最良県レベルに達成することで、がんの死亡率を大きく減少させることが可能となります。

検診受診率の現状

3年に一回、国民生活基礎調査により報告されるがん検診の受診率は日本全体では23~32%程度です。大阪府は全国平均よりさらに5~10ポイント低い15~28%程度となっており、非常に低い値を示しています。

がん検診受診率

国民生活基礎調査2010年より

日本の検診受診率自体、国際的にはかなり低い値になっており、欧米では乳がん、子宮頸がん検診受診率が70~80%を達成しているにもかかわらず、日本は20%に満たない値を示しています。

がん検診受診率の国際比較

がん検診受診率の国際比較

(アメリカ)2008年調査データ、(イギリス)乳がん:2007年事業データ、子宮頸がん:2008年事業データ
(オーストラリア)乳がん:2006年事業データ、子宮頸がん:2007年事業データ
(韓国)2009年調査データ、(日本)2007年調査データ
OECD Health Data 2010 ‒ Version : June 2010

大阪府においては、がん検診の受診率を向上させるための取り組みがさらに必要といえます。

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