看護部長のごあいさつ

看護部長のごあいさつ


 新病院移転と共に大阪国際がんセンターに名称変更し3年目を迎えます。名称変更と共に当センターの理念には「患者の視点に立脚した」という文言が追加されました。私たち看護部の理念は『がん看護を牽引する看護師として、多様性に対応し、患者の生きる力を支える看護を提供する』ことで、「今を大切に」「自分らしく」「その人らしく」をモットーにしております。今を自分らしく生きるためには、自身の病気や置かれた状況ときちんと向き合う必要があります。それは患者さんにとってもご家族にとっても、辛いことかもしれません。私たち看護師は個々の患者さんやご家族の立場に立ち、その想いに寄り添いながらもその場に留まるのではなく、新たな目標に向けて、共に歩んでいきたいと考えております。
 個々人に対し、最適なケアを提供するためには、在宅療養支援や地域との連携をさらに強固なものにしていく必要があります。患者さんやご家族を取り巻くあらゆる医療関係者が協働し、支援を提供できるよう医療者の関係の質を高め、多職種チーム医療のリーダーとして看護の力を発揮していきたいと考えております。
 そして、進化を続ける医療の世界や、高齢化、国際化など、多様な変化に柔軟に対応し、豊かな倫理感性を持つ自律した次世代の看護師の育成と、がん看護の専門性を追求し発信し続けることが当センター看護部の責務であると考えております。
 新たな元号「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められています。大阪国際がんセンターの職員が、明日への希望と共にそれぞれの花を大きく咲かせることができるよう、活き活きと働くことができる職場環境の醸成にも力を入れて参ります。

 

大阪国際がんセンター看護部長 川崎 弥寿子