入院時のお食事について

入院中のお食事は治療の一部であり、入院生活を充実させる重要なものです。メニューは単調にならないように、和・洋・中華風をバラエティに富んだ内容で組 合せております。また季節感を味わえる食材を取り入れ、おいしさや食べやすさに気をつけることを心がけております。こだわりの調理法で患者さまの快適性の向上を目指し心のこもったお食事のご提供に努めております。

  • エアーシャワー室を通って調理室へ入ります。

  • できあがった料理の中心温度を測定しています。

疾病別の治療食があります

常食のほか、治療食は心臓食や糖尿病食など疾病別に約60種類あります。さらに患者さまの病態や病状に合わせアレルギー禁止食や個別対応のお食事もお出ししております。

選択食を行っております

少しでも患者さまの嗜好に合った献立をご提供するために、朝食と夕食は、お好みの主菜を複数のメニューから選択して頂ける選択メニューを週3回実施しております。常食のほか、糖尿病食などの治療食を召し上がっておられる患者さまへもご提供しております。また、水曜日の夕食には、特別選択メニューとしてご希望された患者さまに実費(保険外負担金300円)をいただき、食材も吟味し、内容や食器も異なるメニューで提供しております。

〔特別選択メニュー一例〕

行事食を行っております(年12回以上)

入院中の療養食生活に変化と潤いを持たせるために、常食や治療食を召し上がっておられる患者さま方々へ、月1回以上の行事食や手作りカレーの日を設けてご提供しております。

1月

お正月料理 5月 端午の節句   9月 お彼岸
2月 節分の日 6月 春の行楽弁当 10月 秋の行楽弁当
3月 桃の節句 7月 七夕の日 11月 重陽の節句
4月 お花見弁当 8月 夏バテ予防のお弁当 12月 クリスマス料理

※四季折々の行事食には、手作りのメッセージカードを添えております。他に、麺の日、手作りデザートの日もございます。

※お誕生日を迎えられた患者さまには、ささやかなプレゼントを添えさせて頂いております。

形態別の個別対応を行っております

特有の問題を抱えられた多種多様ながん患者さまへは、画一的なお食事ではなく、個別対応で、とろみをつけたり、すりつぶしたり、刻んだりと、個々の患者さまの状態に応じた食べ易さへの配慮を行っております。

食欲不振への対応を行っております

がん治療中に生じた吐き気、嗜好の変化などで、食欲が低下されたり、あるいはそれらが増悪されたりなさった患者さまへは、少しでもお食事を召し上がって頂くために、
食欲が回復するまでの一時的な対応として嗜好を優先した放射線化学療法食を設けております。
治療による口内炎でしみる症状への対応では、食酢・刺激物(わさび・からし・カレー粉など)・柑橘類の果物を禁止して、お食事には付かないようにしております。

快適性を目指す配慮 -温度-

適温配膳車を使用し、基本的には、温かいお料理は温かく、冷たいお料理は冷たい状態で召し上がって頂いております。患者さまの治療経過中のご病態に合わせて全て冷たい状態でお出しすることもございます。

快適性を目指す配慮 -時間-

お食事の時間は、朝食8時、昼食12時、夕食18時以降となっております。