肝胆膵内科

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  • 外来診療表

最新の医学的知見に基づいた、質のよい医療の提供を心がけています。

肝胆膵内科は、肝臓、膵臓、胆のう・胆管の悪性腫瘍の診断と治療を専門的に行う診療科です。
肝がんの治療では、3cm、3個までの早期症例にはラジオ波焼灼療法(RFA)を行い、やや進行した症例には動脈塞栓術(TACE)を中心とした治療を行っています。血管侵襲や肝外転移を有する高度進行肝がんに対する治療にも積極的に取り組んでおり、他診療科と連携した高度集学的治療や新規治療薬による分子標的治療を行っています。一方、B型、C型慢性肝炎に対する抗ウイルス治療による肝発がん予防にも力を入れています。
難治がんである膵胆道がんに関しては、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)や超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS-FNA)にて適切な診断を行うとともに、胆道ドレナージ術や十二指腸ステント留置術などの内視鏡処置を施行しています。手術適応症例では外科を含めた他診療科と連携して治療を行い、一方、手術のできない進行膵胆道がん症例に対しては、化学療法や化学放射線療法を行っています。

主要疾患

肝臓、膵臓、胆のう・胆管の悪性腫瘍

治療ポリシー

○常に患者さまに対して、最新の医学的知見に基づいた質の良い医療を提供することをポリシーとしています。
○患者さまの生存期間を延長し、生活の質(QOL)を改善できる治療を目指します。
○新規薬剤の臨床試験にも積極的に参加し、新しい治療の可能性を追求します。

主な治療について

  

肝臓

治療法 入院・外来 治療日数
肝細胞がん、転移性肝がん 入院 約2週間
肝細胞がんの動脈塞栓術・動脈注入療法 入院 約10日~2週間
肝細胞がんの分子標的治療 入院/外来 約2週間の入院後、外来通院
B、C型慢性肝炎のインターフェロン 入院/外来 10日~2週間の入院後、外来通院
B型慢性肝炎の核酸アナログ剤治療 入院および外来  

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肝細胞がんラジオ波治療
RVS(リアルタイムバーチャルソノグラフィー)などの最新の画像診断法を駆使し、複数スタッフによって穿刺方法の検討や効果測定を行っています。
肝細胞がん分子標的治療
大阪大学と連携し、治療効果を上げる要因を解析しつつ、治療を行っています。
ESD・CRT併用療法(食道がん)
通常だと手術が必要な食道がんも、CRT(抗がん剤、放射線治療併用)で、治療可能な場合があります。またこれにESD(内視鏡治療)を併用することで、治療効果を高めることができると考えています。
ウイルス肝炎に対するインターフェロン治療
大阪大学と連携し、最新の抗ウイルス治療を行っています。

胆のう、胆管、膵臓

治療法 入院・外来 治療日数
胆のうがん、胆管がん、膵がんの抗がん剤治療 入院 約1~2週間
がんによる胆管の狭窄や閉塞に対する治療(ドレナージやステント留置) 入院 約1~2週間

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主要検査

造影超音波検査(CEUS)、超音波内視鏡検査(EUS)、超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS-FNA)、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)、経皮経肝胆管造影(PTC)、腹腔鏡検査、超音波下穿刺吸引生検(US-FNA)など

治験情報

治験参加をご希望もしくは検討されている場合には、かかりつけ医からの紹介が必要です。治験には、さまざまな条件や参加人数の制限などがあるため、必ずしもご希望に沿えないこともあります。その場合には、保険診療で認められた標準治療を行うことになります。

治験とは
医薬品の臨床試験の実施に関する基準(厚生省令第28号)を遵守し、厚生労働省から新しい薬の製造の承認を得るために、人における安全性や有効性を調べる臨床試験のこと。

肝臓病の情報提供

肝臓病は自覚症状が乏しく、自覚症状が出てからでは手遅れになるケースが多いため、血液検査や画像検査の結果を正しく理解して、自覚症状がない時から医療機関を受診することが大切です。
そのため当院当センタ―では肝胆膵内科スタッフをはじめ、看護師・薬剤師・栄養士が協力して、肝臓病の患者さんを対象とした情報提供を心掛けています。肝臓病教室は年3回開催しておりどなたにでもご参加いただけます(日程等の詳細はこちら)。またタイムリーな情報を紙面で提供するための情報誌「ひまわり」の作成・配布も行っております(詳細およびダウンロードは以下より)

リーダー候補の医師養成

当科では、各分野のリーダーになれる医師の育成に力を入れています。後期研修もしくは終了時点で、肝胆膵領域の医療を集中的にトレーニングしたいと考えている若い医師の方、ぜひ当院当センタ―のプログラムでの研修をお勧めします。
>>医師募集(臨床研修医)の詳細はこちら

診療実績

年間の検査件数 造影超音波検査 約400例、肝腫瘍生検 約80例、EUS/EUS-FNA 約650例、ERCP 約100例
年間の治療件数 肝がん局所治療(RFAなど) 約130例、肝動脈化学塞栓療法(TACE)約100例、内視鏡的胆道ドレナージ術 約450例
治療成績 肝がんのRFAによる5年生存率 72%

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学会認定

● 日本内科学会教育病院
● 日本消化器病学会認定指導施設
● 日本消化器内視鏡認定指導施設
● 日本肝臓学会認定施設
● 日本超音波医学会認定超音波専門医研修施設
● 日本臨床細胞学会認定施設

 

スタッフ紹介

職 名 氏 名 専門分野 認定医/専門医/指導医
副院長
臨床研究センター長
検診部長
消化器検診科部長
片山 和宏 肝・胆・膵 日本内科学会認定内科医・指導医
日本肝臓学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本がん治療暫定教育医
主任部長 大川 和良 肝・胆・膵 日本内科学会認定内科医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本肝臓学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本超音波医学会専門医
副部長 上原 宏之 胆・膵 日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本胆道学会指導医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
医療情報部
主任部長
松永 隆 肝臓 日本臨床検査医学会専門医
日本肝臓学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医
日本内科学会指導医
日本医師会認定産業医
副部長 名和 誉敏 肝臓 日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本肝臓学会専門医
医長 福武 伸康 胆・膵 日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
医長 池澤 賢治 胆・膵 日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医・指導医
診療主任 髙田 良司 胆・膵 日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
診療主任 阿部 友太朗 肝・胆・膵 日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医
レジデント 今井 俊裕 肝・胆・膵 日本内科学会認定内科医
レジデント 清田 良介 肝・胆・膵 日本内科学会認定内科医

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外来診療表

診察室
AM PM AM PM AM PM AM PM AM PM
10   片山
(肝胆膵)
片山
(肝胆膵)
   
15 池澤
(膵胆)
阿部
(肝胆膵)
福武
(膵胆)
髙田
(膵胆)
福武
(膵胆)
16 上原
(膵胆)
井岡
(胆膵)
阿部
(肝胆膵)
井岡
(胆膵)
髙田
(膵胆)
22   蘆田
(膵胆)
上原
(膵胆)
    蘆田
(膵胆)
23 名和
(肝)
池澤
(膵胆)
  名和
(肝)
大川
(肝胆膵)
26 片山
(肝胆膵)
  松永
(肝)
     

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